ブログやTwitterを開始してから、1年経ちました。
始める前と始めた後で変わったこと、良かったことなど、個人的なことも含めて書いてみます。
思考の整理整頓
ブログやTwitterで文書にするには、普段から考えていることを人に分かるように書く必要があります。
曖昧な表現では伝わらないため、分かりやすいように定義することで、自ずと思考が整理整頓されます。
それにより、普段考えていること、意識していることが明確に言語化でき、チャートを見る時も曖昧な部分がなくなり、トレードの改善につながりました。
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チャートを見ればわかる 一目瞭然「トレンドの定義」
トレンドとはどんな状態か、即答できますか? できる方、できない方、回答も何通りもあると思います。 しかし、覚えてほしいトレンドの定義は一つです。 トレンドをチャートの中で見つけられるようになれば、相場 ...
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誰でも分かるトレンドの終わりを見つける方法
トレンドがある場合、トレンド方向にトレードするのが鉄則ですが、いつかはトレンドも終わります。 今回はトレンドの終わりについて、解説したいと思います。 トレンドの終わりとは ...
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知識の補強
テクニカル重視の逆張りスキャルピンクトレードがメインのため、ファンダメンタルズが相場を支配している時はトレードしません。
そのため、ファンダメンタルズの知識は各国の経済情勢や貿易関係の依存度など、新聞で得られるくらいの知識でした。
ブログで記事を書く際に、曖昧な情報や間違った情報を出してはいけないと、各国の主要な貿易相手国やGDP(国内総生産)など、細かい数字を調べることで、自分の知識を深められました。
また、地政学的なニュースにも敏感になり、一つの事象に対して影響のある国を考えることで、通貨の動きとの相関も勉強となりました。
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米中貿易摩擦問題から見える各国の経済関係
2019年5月5日にアメリカのトランプ大統領が、中国からの輸入品2000憶ドル分に対し、追加関税を10%から25%に引き上げると表明。 その影響により、5月6日の為替相場は軒並み窓開けしました。 先週 ...
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月曜日の窓埋めって、何?
月曜日の相場を支配している勢力が、窓埋めトレーダーです。 週一回、月曜の朝に窓埋めトレードだけしている専業トレーダーもいるほどです。 相場における「窓」とは? なぜ「窓埋めトレード」が有 ...
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相場の事件簿
2019年初めのフラッシュクラッシュや全く動かないアメリカの雇用統計など、相場では色々な事が起きています。
その瞬間は、意識して情報を集めますが、時間が経過すると記憶は薄れてしまい、情報も流れていってしまいます。
そのため、後から詳しい内容を思い出そうとしたり、情報を集めることが困難な状況になってしまいがち。
ブログに書くことは、見返す時に参考になる情報を探す手間が省け、記憶が風化しないというメリットがあります。
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暴落/暴騰相場を生き残るための対処法
2019年の年明け早々10分ほどで、主要なクロス円通貨が4~6円下落するフラッシュクラッシュ(相場が瞬間的に急落すること)となりました。 相場から、お年玉をもらえた人もいれば、強制ロスカット(含み損が ...
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数字で振り返る アメリカ 雇用統計
2019年 最初のアメリカ 雇用統計の発表が、本日22:30に控えています。 雇用統計は、相場に大きな影響を与えるため、多くの相場参加者が意識している経済指標です。 そのため、雇用統計発表後は大きな値 ...
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将来の保険
今はトレードで勝てていても、負け続ける時が来るかもしれません。
十数年、相場で生活していた方が資金を吹き飛ばし、退場したということもありました。
そんな時が来ないことを願いますが、自然災害のように備えは必要です。
そのため、負のループに陥った時に脱出する糸口となるよう「相場で生き残るには」をテーマに、ブログやツイートを書いています。
ブログやTwitterで
- 何を意識してニュースを見ているのか
- トレードすべき相場/避ける相場の判断
- テクニカルの考え方
など、勝っている時に意識していることを書いておくことで、将来の保険としています。
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000ラインを利用した押し目買いトレード
上昇トレンド中の「000ライン」を利用した押し目買いトレードの解説をします。 000ラインとは? 通貨の末尾が、「000」や「500」のようにキリのよい数字に引く水平線のこ ...
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ボリンジャーバンド2σと転換のローソク足で逆張りトレード
レンジでのボリンジャーバンド+2σを利用した逆張りトレードの解説をします。 ボリンジャーバンドの±2σ 価格がボリンジャーバンドの±2σ内にいる割合は、96%なので、逆張り ...
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人とのつながり
トレーダーは、自分だけで完結する仕事です。
仕事上で人と関わるのは、税理士さんに税金の計算をお願いするくらい。
会社員時代と比べると、社会との繋がりはかなり減ります。
趣味を通じた友人ができても、トレードに対する世間的イメージが良くないため、トレーダーであることを言えない場合もあります。
話ができるトレード仲間がいても、孤独を感じやすい職業です。
しかし、ブログやTwitterを始めたことで、トレードをしている方から「楽しみにしています」、「参考になりました」というコメントをもらうようになりました。
また、コメントは無くても、Twitterで「いいね」を押してくれる方もいて、親近感を感じ、頑張ろうとやる気をもらうことも。
対面での関係でなくともトレードについて語れる場があり、人とつながることで、モチベーションが上がります。
SNSのイメージ変化
誹謗中傷や炎上といったニュースが取り上げられており、ブログやTwitterを始める前は、「SNS=怖いもの」というイメージを持っていました。
実際に始めてみると、対面の関係と同様に、初対面の挨拶や自己紹介をするといった社会的常識のある方が多く、ネガティブなイメージがなくなりました。
毎月ブログに丁寧なコメントをくださる方やTwitterで「いいね」を押してくださる方が多く、今ではSNSの世界は良い方が多いと感じています。
文章力がつく
個人的なことですが、文章を書く速度が上がりました。
理系出身のため、これまでは箇条書きで数値やグラフを多用して、視覚を重視してまとめることが多かったです。
文章を書くことが少なく、ブログを始めた当初は一つの記事を書くのに、16時間かかかっていました 笑
分かりやすい内容にしようと検討したり、誤字などないだろうかと見直したり。
あまりにも時間がかかるので、トレード時間を削ってまで何をしているんだろうと、何度もブログを書くのをやめようかと思いました。
しかし、少しずつでも続けることで、思考を文章化することに慣れ、ブログを書く時間も短くなり、文章力がアップしたと感じるようになりました。
最後に
ブログや平日朝のツイートを続けていくか悩むこともありますが、一年を振り返ると、良いことばかりだったなと思います。
SNSなどに疎いアナログな人間が続けれたのは、素敵なコメントをくれる読者さんや「いいね」を押してくれるフォロワーさんがいたおかげです。
ブログやTwitterを始めたことで、出会えたブログ読者さん、Twitterのフォロワーさんに、感謝!
これからも、「相場で生き残る」をテーマに、ブログやTwitterで情報を発信していきますね。