FX/BO(バイナリーオプション)、相場の基本を理解しよう

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トレーダーの本当にあった怖い話

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トレードをしていると、色々な経験をします。

今回は、皆さんに同じ経験をして欲しくないので、自分のミスで大事な資金を失った話をします。

 

 

売りと買いを間違ってトレードした話

国内業者でFXトレードをされてる方は、MT4チャートではなく、業者の独自システムのトレード画面を利用してトレードをしていると思います。

 

私が利用している業者の一つは、エントリーの際に迷わないようにという親切心か、売りと買いでクリックするボタンの色が分けられています。

以下のように、「売りは青色」、「買いは赤色」表示されていました。

 

しかし、私のチャート設定は、業者の設定とは逆に「売りが赤色」、「買いが緑色」のローソク足だったのです。

 

久しぶりに使う業者だったこともあり、色だけでMT4と同じく売り=赤買い=青と判断して、エントリーしてしまい、思惑とは逆にエントリーしたのです。

そして、良くないことに、利確、または損切りまで価格が到達すると、MT4のアラームで知らせる設定にしていたため、チャート画面も見ずに、ポジションを放置していました。

価格が、利確ポイントに到達した時には、含み損となっていたのです

利確するはずが、含み損となっている現実に、何が起こっているか把握できず、しばし呆然としている間にも含み損は増えていくだけ。

トレード画面をよく見ると、売りと買いのポジションを逆に持っていたことに気づき、最終的に損切りはしましたが、かなりの損失となりました。

 

久しぶりに使う業者のトレード画面の色とMT4チャートの色設定が逆だったため、勘違いした馬鹿らしいミスですが、祈ってもポジションはプラスにならないし、資金は返ってきません。

自分のミスだけに、現実を受け入れるには、かなりの時間がかかりました。

 

再発防止として、その業者を利用しないことに決め、口座を解約。

また、エントリー後に、ポジションを確認するようにしました。

 

ロットの桁が一つ増えてるのに気づかずトレードした話

トレード画面を表示したまま、Excel(エクセル)を利用していた際に、ロットを間違ってトレードしてしまいました。

 

BO(バイナリーオプション)トレードは5回までというのが、私のルールとしてあります。

その日は4連勝していて、残り1回トレードする予定でした。

しかし、相場がトレードに向かなくなってきたため、エントリーすべきタイミングが来るまで時間がかかると考え、トレード記録を書きながら、待つことにしたのです。

いつもなら、全てのトレードが終わった後にトレード記録を書くのですが、4連勝した理由を分析したいという気持ちがあったのでしょう。

以下のようにExcel(エクセル)に簡易入力していました。

 

BO取引もトレード記録のエクセル入力も、同じパソコンで行っていましたが、表示は別モニターにしていたので、エクセルに入力した情報は、エクセルに反映されるはずでした。

しかし、エクセルに入力したはずの数字がBO取引画面のロット欄に入力され、マウスでエクセルの別の場所をクリックしたはずが、BOのエントリーボタンをクリックするという事態になったのです。

エクセルに入力した数字が反映されず、おかしいなと思いつつ、BO取引画面を見ると、複数のエントリーサインがあり、負けが確定している状態。

さらに、1回のトレードで失った金額は、通常のトレードより一桁増えた金額でした。

複数回分の負けトレードに覚えがなく、何が起こっているのか理解できず、一気に血の気が引きました。

 

1回のトレードで失った金額をよく見ると、一桁増えていた数字は、エクセルに入力したつもりの数字でした。

通常のトレード金額に、Excelに入力したつもりの数字が追加されていたのです。

そして、エクセル上でクリックしたつもりが、運悪くBOのエントリーボタンをクリックし、複数回のエントリーとなってしまったのでしょう。

 

エクセルに入力したつもりがBOの取引画面に反映されたという馬鹿らしいミスです。

しかし、通常のトレード金額より一桁増えた金額×複数回分が、一瞬にして失われたのは事実。

暑い時期なのに鳥肌が立った記憶と、現実を受け入れられず、BO取引をしているトレーダー仲間に電話した記憶があります。

 

再発防止策として、トレード中はMT4の画面とBOのトレード画面以外は、パソコンで立ち上げないことを徹底し、作業したい場合や少しでも離席する時はログアウトするようにしました。

また、トレードで利益が出たら引き出し、トレード資金の最大額を失っても問題ない金額に制限しています。

パソコンではなく、タブレットやスマホで取引することも考えましたが、SNSの通知や電話などがあり、電話に出るつもりで誤ってエントリーするリスクがあり、不採用としました。

 

ミスが起きた時の対処法

ミスを起こさないように、事前に対策をすることは大事です。

しかし、起こってしまったミスに対しては、損失を確定し、チャートを閉じることが最優先です。

損失を取り返そうとトレードをすることではありません。

取り返そうと考えている時点で、トレードに感情を持ち込むことになり、ポジポジ病やルール無視を招いて、損失となる可能性が高くなるからです。

チャートから離れることで、冷静になれます。

 

チャートから離れた後にすべきことは、ミスによる損失を受け入れることです。

どれだけ損失の金額が大きくても、トレードは自己責任です。

受け入れるのは辛いですが、損失の原因が単純な操作ミスであろうと、勘違いであろうと、誰も失った資金を補填してくれません。

受け入れられないからと、追加の資金を投入しても、さらに損失を拡大するだけです。

そうならないように、トレーダー仲間に連絡をとるのも良いでしょう。

誰かに話すことで、客観的になれます。

 

損失を受け入れたら、ミスの原因を把握し、再発防止策をとることが必要です。

再発防止策は、一つだけでなく、考えうる全ての対策をしましょう。

今後もトレードを続けていけば、回収できるのですから、お金をかけても良いでしょう。

 

最後に

1回のミスにより、数十回分のトレードの利益が失われることはあり得ます。

普段、気をつけていても、ミスの起こる可能性は0ではありません。

また、リーマンショックやスイスフランショックのように相場の暴騰/暴落に巻き込まれるかもしれません。

そんな時に、自分がどう対応するべきかを、事前に考えておくべきです。

 

知り合いのトレーダー曰く、「相場の暴騰や暴落は自然災害のようなもの」。

地震大国の日本において、避難訓練をしたり、防災グッズなどを揃えておくことは、非常時の備えとして当たり前です。

トレーダーとして生き残っていくためには、想定外をなくす行動とともに、想定外の場面になった時に、どのように行動するかも大事です。

自分に足りていないものはないか、必要な対策をしているか、考えてみてください。

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