専業トレーダーというと、一日中チャートを見ているイメージがあると思います。
今回は、1日の時間の使い方を書いてみます。
トレードスタイル
1日の時間の使い方の前に、トレードスタイルを書いておきます。
スイングやスキャルピングトレードでは、時間の使い方やチャートの見方も変わってきますので。
- ノートパソコン+モニター使用
- スキャルピングトレード
- テクニカル重視
私は、基本的にチャートを見ているタイプです。
4時間足でスイングトレードをしている知り合いのトレーダーは、4時間に一回チャートを見て、エントリーや決済をしているという方がいます。
また、パソコンや複数モニターを使用せず、スマホやタブレットで、場所を選ばずにトレードしている方もいます。
そういうトレーダーとは、時間の使い方が違うと思います。
1日のトレード時間
9:30~10:00, 15:00~15:30
- 経済指標を確認
- MT4チャートを開いて、意識ラインの引き直しの有無を確認
- トレードする通貨を選択
10:00~12:00, 15:30~18:00
- チャートを監視し、トレードプランに沿った動きがあった場合、トレード
- トレード後、トレード記録を書く
午前と午後の2回、チャートを監視し、トレードしています。
トレードスタイルがスキャルピングなので、経済指標の前後はトレードを避けます。
ボラティリティがあり、綺麗な相場でトレードをしたいため、東京市場のオープン直後、欧州市場のオープン前はトレードをしません。
午前中のトレードで、十分な利益が出た場合は、午後のトレードをしないことがあります。
時間の使い方について
兼業時代は、会社からの帰宅後にチャートを見ていたので、NY時間でトレードをしていました。
専業になった最初のころは、利益を得ようとNY時間だけでなく、東京時間、欧州時間と1日中チャートを見て、トレードをしていました。
しかし、1日中、チャートを見ていても、疲れて勝率や利益率が落ちるだけ。
それに気づいてからは、
- 市場の特性から、自分のトレードスタイルに合う時間帯を選別
- 相場がトレードスタイルに合ってない場合、優位性のある相場が来るまで、チャートを見ない
- ドル円、ユロ円、ユロドルでトレードしていたのを、多通貨の中から、トレードスタイルにあった動きをしている通貨を選別する
- アラート機能を利用する
といったように、短時間で効率よくトレードできるように、ルールやトレード時間、スタイルを変えていきました。
最後に
専業トレーダーでも、トレードへの時間の使い方は、人それぞれです。
私が知っているだけでも、トレードスタイルの中で挙げた以外に、
- 自作のEA(自動売買プログラム)を複数運用して、利益を得ている元プログラマー
- チャートを見たくないからと、週に1回しかトレードしないスインガー
- 趣味に時間を使いたいからと、大ロットでスキャルピングトレード
- 取引量の多いNY時間でトレードするため、昼夜逆転生活
といったように、様々なトレーダーがいます。
自分に合ったトレードスタイルや時間の使い方を見つけることが、大事ですね。