今日は、アメリカのADP雇用統計の発表があります。
ADP雇用統計は、雇用統計(米)の2営業日前に発表されるのですが、今回はイレギュラーでしたね。
警戒して相場を見た結果、オジ円やオジドルなどオジ系の通貨、ユロ円やユロドルなどユーロ系通貨、ドルスト通貨をトレード対象外通貨としました。
トレード対象外の理由
トレード対象外通貨とした理由を各通貨ごとに解説します。
AUD/JPY(オーストラリアドル/円)とAUD/USD(オーストラリアドル/ドル) 5分足
ボラティリティがなく、陽線と陰線が交互に出ている状態です。
流れがなく、トレードしても負ける相場と言えるでしょう。
EUR/JPY(ユーロ/円)とEUR/USD(ユーロ/ドル) 5分足
上下に長いヒゲが出ていたり、陽線と陰線が交互に出ているので、エントリーしても、微妙な勝ち負けの判定になる相場です。
USD/CAD(ドル/カナダドル)とUSD/CHF(ドル/スイスフラン) 5分足
ドルカナ(USD/CAD)は、ボラティリティがなく、ローソク足1本で複数のボリンジャーバンドをまたいでいます。
テクニカルが有効ではない相場と言えるでしょう。
ドルスイ(USD/CHF)は、ボラティリティがないだけでなく、上下に長いヒゲが出ています。
見るだけ時間の無駄と言える相場です。
トレードは、どんな相場でもできますが、勝ちやすい相場、負けやすい相場はあります。
綺麗なレンジやトレンドを形成している相場を選んでトレードをする方が、エントリーすべきポイントが明確で勝ちやすくなります。
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トレード向きの綺麗な波形を知ろう!
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NZD/JPY HIGH取引
NZD/JPY(ニュージーランドドル/円) 5分足/1分足
5分足チャートが、黄緑色のトレンドラインをサポートラインとして、上昇中。
直近の上昇にFib(フィボナッチ・リトレースメント)を引く。
Fib 61.8%(青色の水平線)と5分足のMAが合致し、サポートライン(黄緑色のトレンドライン)も同じ価格帯。
5分足で価格が反発し、転換のローソク足が発生。
次足の始値で、Highエントリー(赤色の⇧)。
判定時刻は、赤色のレがついているローソク足。
取引時間 18:35~18:39
ADP雇用統計の影響で、トレード可能な通貨が少なく、綺麗な相場でもなかったため、1回だけでトレード終了としました。
最後に
相場に大きな影響を与える経済指標の発表がある場合、トレードする前に相場への影響度を、しっかりと確認すべきです。
テクニカルを根拠にトレードする場合、経済指標の影響でファンダメンタルズが優勢となり、テクニカルが有効ではない相場では、トレードしても負けるだけだからです。
自身の取引手法が有効である相場を選ぶことで勝ちやすくなります。
トレード対象通貨や時間を絞り、負けを防いでください。
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テクニカル、ファンダメンタルズ、相場を支配しているのは、どっち?
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