今日は、取引可能時間が20時以降だったので、「20:30 欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨」の発表が、近くなってしまいました。
相場に大きな影響を与える経済指標のため、発表の30分前でも相場に影響を与えている可能性がありました。
そのため、早めに取引を止めることと、EUR(ユーロ),GBP(ポンド)系通貨は取引対象外と決めて、取引に臨みました。
USD/CHF LOW取引
USD/CHF(ドル/スイスフラン) 15分足/5分足
15分足がレンジ。
レジスタンスライン(ピンク色の水平線)と15分足の+2σ、5分足の+2σが同じ価格帯。
5分足がレジスタンスライン(ピンク色の水平線)に到達して確定したので、次足の始値でLowエントリー(赤色の⇩)。
判定時刻は、赤色のレがついているローソク足。
取引時間 20:05~20:09
エントリー根拠は15分足だったが、5分足の安値が切り上がっているので、買い勢力が強いと考えた。
そのため、レンジ上限(レジスタンスライン)で、利食いによる売りが生じる一旦の下げを利用しようと判定時間を短くした。
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USD/CAD LOW取引
USD/CAD(ドル/カナダドル) 5分足/1分足
5分足が下落トレンド中。
直近の下落にFib(フィボナッチ)を引く。
15分足の意識ライン(ピンク色の水平線)とFib61.8(青色の水平線)、5分足の+1σが同じ価格帯。
5分足で転換のローソクが発生したので、次足の始値でLowエントリー(赤色の⇩)。
判定時刻は、赤色のレがついているローソク足。
取引時間 20:15~20:19
最後に
相場に大きな影響を与える経済指標の発表前後は、指標に関係する通貨の取引は避けるべきです。
BO(バイナリーオプション)やFXのスキャルピングトレードは、数pipsの価格差を狙います。
しかし、経済指標の発表前後では、一瞬で数十pips、数百pips動く可能性があります。
指標の影響でボラティリティが高くなると、狙っていたポイントでエントリーできず、安値掴みや高値掴みをしてしまう可能性もあります。
チャートを見る前に、しっかりと経済指標の発表時間と相場への影響を確認し、トレードするかどうかを決めましょう。
各経済指標に関連する通貨も把握しておくことをお勧めします。
今回のECB理事会議事要旨で、EUR以外にGBPも取引対象外としたのは、イギリスのEU離脱(Brexit)問題を考慮したからです。
米中貿易摩擦などのように、各国の関係性は様々に変化します。
日々の経済ニュースも意識すると良いでしょう。