上昇トレンド中の「000ライン」を利用した押し目買いトレードの解説をします。
000ラインとは?
通貨の末尾が、「000」や「500」のようにキリのよい数字に引く水平線のことを言います。
キリが良いというだけでなく、相場でも意識されやすい価格となります。
意識されやすい理由などは、以下の記事を読んでみてください。
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000ライン、500ラインって、何?
2018年5月3日のFXトレードで、利確の目安に500ラインを利用しました。 000ライン、500ラインは、私のトレードでは意識ライン(水平線)として利用することが多いです。 その話を、 ...
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000ラインを根拠にトレードした理由
000ラインは相場で意識されやすいですが、今回トレードの根拠にした理由は、それだけではありません。
下のチャートを見てください。
NZD/JPY(ニュージーランドドル/円) 1時間足
赤色の⇧の1本前のローソク足が、直近の最高値である緑色の水平線(76.000)を上に抜けています。
最高値を上に抜けたことで、上昇トレンドの勢いがあると考えられます。
そのため、レジスタンスラインであった緑色の水平線(76.000)がレジサポ転換し、サポートラインとなる可能性がありました。
実際のトレード
NZD/JPY(ニュージーランドドル/円) 5分足/1分足
上側が5分足、下側が1分足チャートです。
エントリー(赤⇧):緑色の水平線と1分足のボリンジャーバンド-2σ、5分足のボリンジャーバンド+1σ合致
損切り:5分足のMA下抜け
利確(赤✔):1時間足のボリンジャーバンド+2σ(ピンク色の水平線)
損切り6pips、利確17pips
リスクリワード 1:2.8
5分足チャートを見ると、綺麗な上昇トレンドとなっています。
直近の最高値と000ラインである緑色の水平線(76.000)を上に抜けた後、価格が下げてきました。
5分足の+1σがサポートとなって、バンドウォークしていたので、5分足の+1σ、緑色の水平線、1分足の+2σが合致したところで、押し目買いエントリー。
レジスタンスラインであった緑色の水平線がレジサポ転換し、サポートラインとなって、価格が反発上昇。
5分足の+1σでバンドウォークし、上昇トレンド継続となり、利確。
最後に
000ラインで価格が必ず反発する訳ではありません。
しかし、今回のように直近の最高値が000ラインとなっていた場合、意識される根拠が複数あります。
そのため、上昇トレンド中に最高値を更新した後は、絶好の押し目買いポイントとなりました。
多くの相場参加者が意識するポイントを見つけることで、相場の動きやすい方向やタイミングが見えてきます。
優位性のあるトレードをするためにも、意識されやすい場面を見つけれるようにしてくださいね。