ドル円の上昇トレンドが崩れてきたので、1時間足の下落トレンドを利用した戻り売りトレードをしました。
Twitterにトレードした場面のチャート画像を出したところ反響が多かったので、解説しますね。
上昇トレンド(日足)
USD/JPY(ドル/円) 日足
日足チャートでは、高値安値を切り上げる上昇トレンド(茶色のチャネルライン)が、発生しています。
しかし、直近の値動きを見ると、チャネルのサポートラインを価格が下に抜けており、有効なサポートとは言えません。
また、直近の高値を更新せず、一番上にある茶色の水平線(111.771)で価格が下落。
現在値の1本前のローソク足では、明確にチャネルのサポートラインを下に抜けていることから、上昇トレンドが崩れてきたことが分かります。
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下落トレンド(1時間足)
日足からドル円を売り目線で見ます。
下位時間の1時間足では、下落トレンドが発生していました。
そのため、戻り売りでエントリーできる場面があれば、トレードしようと考えます。
USD/JPY(ドル/円) 1時間足
水色の水平線(111.443, 111.371)で、価格が横に推移(レンジ)。
下向きの青矢印がある1本前のローソク足(日本時間の9時)でレンジブレイクし、再下落。
ドル円 戻り売りトレード
「トレードは10時から」というマイルールのため、チャートを見た時には、1時間足がレンジブレイクし、直近の安値を下に抜けた後でした。
戻り売りできる場面を待ちます。
USD/JPY(ドル/円) 15分足/5分足
上側が15分足、下側が5分足チャートです。
エントリー(青⇩):1時間足 ボリンジャーバンド-1σ、15分足 ペナントのサポートライン&MA、5分足 ボリンジャーバンド+2σ合致
損切り:1時間足 レンジのサポートライン(111.371)上抜け確定
利確(青✔):1時間足 意識ライン(111.150)
損切り4.5pips、利確21.5pips
リスクリワード 1:4.8
1時間足のレンジブレイクは、15分足ではペナント(橙色のトレンドラインと水色の水平線)ブレイクとなりました。
そのため、1時間足のレンジ、または15分足のペナントのサポートラインがサポレジ転換して、再下落の引き金になるのではと考えました。
価格がペナントのサポートライン近くまで上昇。
ペナントのサポートラインは、1時間足のボリンジャーバンド-1σ、15分足のMA、5分足のボリンジャーバンド+2σでもあったので、売りエントリー。
直近安値と5分足のボリンジャーバンド-2σが合致していたため、一旦の利食いが入り価格が上がるかと思ったが、素直に下げたので、1時間足の意識ラインで利確。
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最後に
日足の上昇トレンドが崩れ、下位時間足では下落トレンドとなっていたので、売りが優勢と考え、流れに逆らわずに戻り売りでトレードしました。
今回は、デイトレ、スキャルピングでチャートを見ている相場参加者が売りを狙うところで、戻り売りトレードをしたので、素直に価格が動きました。
相場には、様々な立ち位置の相場参加者がいます。
このように、多くの相場参加者が狙う場面でトレードすると、価格が動きやすく、リスクリワードも大きくとれます。
ぜひ、相場の流れに沿って、優位性のある場面でトレードしてくださいね。