FX/BO(バイナリーオプション)、相場の基本を理解しよう

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「欲」と「恐怖」に負けないメンタルコントロール

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なぜ、メンタルがFXに大事なの?と思われる方は、多いはずです。

FXやBO(バイナリーオプション)などの裁量取引ほど、メンタル(心理)状態が大事なものはありません。

私自身、最初にFXを始めたときは、負けを取り戻そうと無茶な取引をして資金を吹き飛ばし、即退場。

数年間投資の世界から距離を置くほど、自己嫌悪に陥りました。

 

FXは「欲」と「恐怖」のゲームと言われます。

無茶な取引をしている時点で、負けを取り戻したいという「欲」に支配され、メンタルが崩壊していたのです。

そして、自分は相場で勝てないという「恐怖」に支配され、FXから遠ざかっていたのです。

自分で自分のメンタルをコントロールできないと、自身の大切な資金を失うだけでなく、自分自身に対する信頼をも失うことになります。

そのため、今回は「欲」と「恐怖」に支配されないように、どうやってメンタルをコントロールする術を身に着けるか、お話ししていきます。

 

 

FXにおける「欲」と「恐怖」

人には、様々な「欲」と「恐怖」があります。

FXを始めるのも、お金が欲しいという「欲」、もしくはお金がないという「恐怖」からだと思います。

「欲」や「恐怖」は、行動を促す原動力になることもあるので、一概に悪とは言いません。

しかし、トレードに「欲」や「恐怖」を持ち込んではいけないのです。

 

今までに、こういうことをしたことはないでしょうか?

  • 負けを取り返そうと、ナンピンする
  • 最初にたてたトレードプランの利確ポイントを、利益を増やそうと伸ばす
  • 連勝しているからと、ロットを無計画に上げる
  • 相場が勢いよく一方向に動いているので、高値安値で飛び乗りエントリーする
  • 含み損を、いつかはプラスになるはずと塩漬けする
  • その日の損益をプラスで終わらそうと、取引を重ねる
  • 早く利益を確定させたいと、トレードプランの利確ポイントより手前で、利確する
  • ロットを上げれない
  • エントリーを逃してしまうのではと、根拠のないところでエントリーをする
  • ポジションが含み損になると、損切りポイントに到達してなくても、損切りしてしまう

利益を積み上げれる場合もあれば、上手くいかないこともあると思います。

結果はどうあれ、こういった「欲」と「恐怖」に支配された行動はトレードではありません。

続けていれば、そのうち資金を吐き出して、退場することになるでしょう。

 

「欲」と「恐怖」を理解する

皆さんは、自分がどのような原因で「欲」や「恐怖」に支配されるか、把握していますか?

私は、把握しています。

「欲」に支配される原因は、連敗し、資金が減ることです。

連敗して、資金が減ると取り戻そうという考えが生じてしまい、根拠の薄いトレードをして、さらに負けを呼び込んでいました。

「恐怖」に支配される原因は、機会損失です。

「エントリーしていれば勝てていたのに」と、「勝つ機会を逸してしまうのでは」と考え、すぐにポジションを持ってしまうポジポジ病を発生させていました。

そんなことを続けていれば、トレードではなく、ただのギャンブルになってしまい、大きく資金を減らす悪循環に陥っていました。

 

「欲」や「恐怖」に支配される原因が分かれば、自分が「欲」や「恐怖」に支配されているのか、判断することができます。

そして、「欲」や「恐怖」を受け入れることで、自分のメンタルを把握し、コントロールすることができるようになります。

 

メンタルをコントロールするには

では、どうすればメンタルをコントロールできるのか?

トレードから「欲」、「恐怖」を切り離すことです。

そのためには、

  • 過去検証で勝率、最大連敗数、最大ドローダウン、リスクリワードなどを詳細に記録する
  • デモトレードで取引をしてみて、過去検証との乖離がないかを確認する
  • 過去検証、デモトレードから得られた情報をもとに、適正なロットで取引する
  • トレードルールを守る
  • 「欲」や「恐怖」に支配される原因が発生する前に時、チャートを閉じる

が、大事です。

 

過去検証をしっかりしてれいば、勝率が30%しかない日があったり、逆に勝率が80%の日もあることが分かります。

最大ドローダウンが分かっていれば、資金に対する許容リスクから、一回のトレードのロットを計算できます。

また資金が減っていても、過去検証通りトレードルールを守ってトレードを行うことで、資金が回復し、利益となることが分かります。

そうすると、一時の「欲」や「恐怖」に支配されることなく、トレードできます。

 

どうしてもトレードに「欲」や「恐怖」、感情を持ち込んでしまいそうになった場合は、メンタルが崩壊する前に、チャートを閉じてください。

そして、外出したり、趣味に時間を費やしてください。

相場に囚われすぎていた自分を冷静に見ることができるようになるはずです。

 

まとめ

FXトレードでは、トレード手法に注目しがちですが、一番大事なのはメンタルコントロールです。

メンタル崩壊を起こして資金を吐き出し、退場してしまった方は大勢います。

 

相場は9割が負ける世界です。

私たち一般人は金融のプロから見たら、「カモ」でしかありません。

いかに生き延びるか。

「欲」や「恐怖」を超えるレベルの過去検証を行い、自身のトレードが過去検証と乖離がないレベルまでデモトレードをして、自身に落とし込むしかないのです。

そこまでやって、初めて実際の取引を行えるのです。

「相場で生き残る」を目標に、頑張りましょうね。

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