今日は、微妙なトレードをしてしまったので、2回でトレード中止としました。
微妙なトレードの詳細は、チャートを用いて解説しますね。
USD/CHF LOW取引
USD/CHF(ドル/スイスフラン) 5分足/1分足
5分足チャートが下落トレンド中。
直近の下落にFib(フィボナッチ・リトレースメント)を引く。
Fib 23.6%(青色の水平線)と5分足の-1σが合致している。
1分足チャートを見ると、15分足の意識ライン(ピンク色の水平線)で価格が下がり、Fib 23.6(青色の水平線)をローソク足の実体で上に抜けれていない。
カラカサの次足の始値で、Lowエントリー(赤色の⇩)。
判定時刻は、赤色のレがついているローソク足。
取引時間 18:46~18:54
5分足が転換のローソク足ではなく、十字線で確定したので、売りと買いが拮抗している可能性があったため、判定時刻を長くした。
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AUD/NZD
AUD/NZD(オーストラリアドル/ニュージーランドドル) 5分足/1分足
5分足チャートで、押しの深い上昇トレンド。
直近の上昇にFib(フィボナッチ・リトレースメント)を引く。
Fib 23.6%(青色の水平線)と15分足の意識ライン(ピンク色の水平線)が、同じ価格帯。
1分足チャートを見ると、Fib 23.6%(青色の水平線)で転換のローソク足が発生したので、次足の始値でHighエントリー(赤色の⇧)。
判定時刻は、赤色のレがついているローソク足。
取引時間 18:53~18:59
結果は勝ちなのですが、想定と違う動きがありました。
エントリー直後から上昇に転じると考えていたのですが、実際は価格が下がりました(水色の四角部)。
その後、価格は上昇に転じたのですが、価格が反発上昇するポイントが私の想定と相場参加者ではズレていました。
時間的な問題なのか、価格の問題なのか、メンタルなど、自身の問題なのか。
今回の場合、原因が把握できませんでした。
原因が分からないとズレを改善できないため、以降のトレードで負ける可能性が高くなります。
そのため、トレードを中止しました。
最後に
トレードは優位性のある場面で行うものです。
しかし、勝率100%はあり得ないのですから、優位性のある場面でトレードしても負けることはありますし、エントリー後の値動きが想定と異なる場合は多々あります。
その場合は損切りし、再度優位性のある場面でトレードを行ったり、中止したりと選択肢は様々です。
私のように、想定外の値動きとなった原因分析をし、トレードに問題ないかを確認するのも選択肢の一つです。
想定外の値動きによる負けを「よくあること」、「確率の問題」と考え、メンタルを平静に保って相場を見れるのであれば、優位性のある場面でトレードを行えば良いでしょう
しかし、「想定外の負けを受け入れられない」、「感情的になる」場合は、チャートを閉じてトレードできないようにしてください。
メンタルがコントロールできていない状態では、勝っても負けてもトレードではなく、ギャンブルとなってしまうからです。
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